長谷駅から徒歩7分。
鎌倉から極楽寺に向かう道にある「力餅家 鎌倉」はレトロな建物が目をひく小さな和菓子屋さん。
名物の「権五郎力餅」はお土産にぴったりです
私の中ではちょっとした「憧れの存在」だった力餅家さん。大好きな漫画『海街ダイアリー』も出てくる名店です。
お店の佇まいを見ただけでも、ただものでない雰囲気を醸し出しているのだけど、300年以上前からある老舗だそう。のれんに描かれた「力餅家」という文字に、その歴史の重みを感じます。

現在の建物は戦後に、物資難の中、急ごしらえでバラックを立てて、そのまま使用したとのこと。
お店の前にある昔ながらの赤いポストも、今ではお店に華を添えてくれる存在に。
でもこのお店の佇まいと、赤いポストが、背景の緑にマッチしていて、ああ、鎌倉にきたなぁー、という思いが強まったりもする。

さて、この力餅、本名は「権五郎力餅」。
「力餅」なんていう男前な名前なのに、こしあん × お餅というシンプルで上品な和菓子。
ぱくっと一口で食べられるミニサイズ。そして食べた後にひっかかる雑味がない。
お茶にも合うのは当然なのだけど、実はコーヒーにもピッタリとあう。春にはよもぎを使った季節限定の草餅バージョンも出るのだけど、うっかり午後遅めに訪れようものならば、売り切れ御免という人気っぷり。
もし売り切れでも、すあまや求肥も力餅と同じくらいの素朴なおいしさ。令和時代にはなかなか珍しい柔らかな、誰からも愛される味なのでぜひ持ち帰ってください。


